株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

描いていたスケート人生と今日で変わっていく

何と悲しくて切ない言葉でしょうか。昨夜東京で行われたフィギュアスケート・全日本選手権で優勝したのは、220･39点の高得点で4連覇を達成した宮原知子選手でした。平昌五輪出場のもう1枠は、2位に入った坂本花織選手に決まり、ダークホースの本田真凛選手は入賞も出来ずに散りました。冒頭の言葉は真凛選手の慟哭ですが「描いていたスケート人生と今日で変わっていく」は、スポーツをする者が一度は通る宿命の言葉でしょう。芸能事務所とスポンサーがついた本田選手はまだ16歳、見えないプレッシャーが彼女の心身を蝕んでいたことは誰が見ても明らかでした。しかし2022年に開催される北京冬季五輪ではまだ20歳の若さ、経験という大きなアドバンテージを得られたとすれば大きな財産です。もう一度自信を取り戻せば、念願の優勝を果す時が訪れるでしょう。勿論この後の4年が大切ですが。尚、スケート連盟は、男子の羽生選手を正式に平昌五輪に出場させる決定を発表しましたが、その根拠が笑えます。連盟は「逆算して間に合う」との本人（関係者？）の言葉を信じたそうですが、この決定は甚だ合理的ではなく、まだ氷上でのジャンプもまともに出来ないメダリストが食い物にされることに1ミリの抵抗もないのでしょうか。本田真凛選手、演技後のTVインタビュー。https://www.youtube.com/watch?v=6LU5oRAFQ0o