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スピードスケート良すぎない？

スピードスケート女子の小平奈緒（31）が10日、米ユタ州ソルトレークシティーで行われたワールドカップ第4戦の1000Mを1分12秒09の世界新記録で優勝しました。五輪で実施されるこの競技の女子個人種目では日本初だそうですが、来年2月の平昌五輪に弾みをつけたとした日本のスポーツメディアを果たして信用してもいいのでしょうか。強豪オランダや開催国韓国のトップ選手は調整中なのではないか、又は国際的に無名の「怪物」選手平昌に現る等々、五輪の過去を知る限り絶対など存在しないのです。スピードスケートで思い出されるのは、1984年に行われたサラエボ五輪での500 M黒岩彰選手でしょうか。黒岩選手は高校から大学にかけて頭角を現した、日本を代表する短距離のスピードスケーターで、その前年には世界選手権で総合優勝しており、誰の目にも金メダル間違いなしと報じられていたのですが、蓋を開けてみると金はおろか表彰台にも上がれない10位に終わったのです。当時社会人3年目だった私は、この時の黒岩選手の落胆ぶりをTVからつぶさに見ています。日本のスピードスケートが本格的に知られたのは黒岩選手の活躍からでしたが、でもメダルは同じサラエボで銀を獲得した北沢選手のほうが先でした。1992年、女子の橋本聖子選手が1500Mで銅メダル、待望の金メダルは1998年の長野で清水広保選手が500Mで獲得するのですが、その礎はサラエボの黒岩選手がつくったのでした。因みに黒岩選手は1988年、カルガリーで銅メダル（500M）に輝いています。さて、日本女子の絶好調コンビの小平と高木選手は、本番の平昌五輪でライバル韓国勢とオランダ勢をぶっちぎって表彰台のテッペンに上がれるでしょうか。また女子スキージャンプの高梨沙羅選手もワールドカップより五輪での金でしょう。ドーピングでロシアがいなくなって五輪は完全に形骸しました。いっそドーピング大会にしましょうか。女子スケート小平奈緒 無敵の優勝！1000Mで世界新。https://www.youtube.com/watch?v=YLLfNi9nicg