株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

スーパーサラリーマン 左江内氏

毎週土曜日の夜は滅多にドラマなど見ない私ですが、偶然4chの「スーパーサラリーマン左江内氏」が目に飛び込みます。第1話から先週までの6話中、見損なった週は録画までしている自分に何が興味を持たせたのでしょうか。1話完結の話は、ストーリーがありそうでなさそうな展開に、時折見せる社会の風刺をこっそりフレーバーさせた最近珍しいスラップスティックドラマです。主人公がスーパーマンに程遠い冴えない解決は、嫌々正義するサラリーマンの刹那や家族愛をサラッと演出するナンセンスさがナイスです。小泉今日子さん扮する奥様が、主人公の堤真一さんに毒針つきの台詞を吐く場面は、内容や言い方がキツく感じるとのSNSの指摘も、その後のノリが変わらないところを見ると、これもナイスです。おもしろけれゃイイじゃんねー。原作は、藤子･F･不二雄氏の「中年スーパーマン左江内氏」。1977年9月から1978年10月まで漫画アクションに掲載されていたSF漫画で、当時受験生だった私は読んでいません。40年後のドラマ化は、それだけ作者に先見の明があったのか、漫画の大ファンが日本テレビにいたのかは定かではありませんが、18日に放送された第6話の平均視聴率が10.2％の大台に乗りました。何だかスゴイんじゃない？「スーパーサラリーマン左江内氏 ダンス」https://www.youtube.com/watch?v=rLyls7xboUg