ZOZOっとする「ZOZOチャンピオンシップ」
しかし何というかZOZOTOWNの前澤友作社長のやることはスケールが只ならない。21日、日本初の米男子ゴルフツアー大会「ZOZOチャンピオンシップ」(来年10月24-27日=千葉県習志野CC)を開催すると発表した。日本男子ではなく米国男子ツアー大会というところが尋常ではないのだが、賞金も優勝すれば2億円という今までの国内ツアーのレベルを1ケタ違わせた。毎年賞金王争いが繰り広げられる日本のツアーは10月から11月にかけて盛り上がるのだが、この2か月間に行われる5大会が賞金総額2億円というドル箱ツアーだからだ。しかしこの概念は来年からの「ZOZOチャンピオンシップ」開催で大きく狂わされることになる。1発逆転を狙う下位のゴルファー(ツアー出場日本人枠は10名程度)が目の色を変えて出場枠と賞金狙いに来るが、ツアーを運営する協会や機構は桁外れなITスポンサーをハンドリングできるだろうか。いい意味で秩序が乱れることになるゴルフ界だが、夢のある、いやチャンスが膨らむ1年になることは間違いない。前澤社長のスポーツビジネス改革は今後も続いていくと思われるが、以前から日米のプロ野球球団を持ちたいと公言する彼の次なる手は、2021年開催予定のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を冠することではないか。因みに日本のプロゴルフツアー高額賞金大会で優勝した場合の賞金は3000万円及び4000万円である。尚、世界ツアーでの優勝最高金額は全米オープンの216万ドル(約2億4600万)。
https://www.youtube.com/watch?v=l52zKr1RTjI
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