株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

不要不急の中身が問題

昨夜から今朝にかけて台風21号の上陸に備える避難情報が相次いで放送されている。最大風速が60Mといからには余程強力なのだろう、繁華街やデパート等は軒並み営業時間を繰り上げている。私どもの販売店も例に漏れず本日は閉店時間を繰り上げる。かつて20年ほど前にも大型の台風が上陸し北陸を直撃したことがあったが、今と違って営業時間を繰り上げようなどとは考えなかった。お蔭で私以下社員全員がシャワーを浴びたように全身ずぶ濡れになり、看板は彼方に吹き飛び、シャッターや防火扉まで損傷してしまった。ほどなく給油サービスを継続できる状態ではなくなったため閉店したのだが、予め、準備をしていれば最小限の被害で終わったかも知れないことに深く反省した記憶がある。他方、北陸地方は半島部に位置するため雨風が強い事で知られている。地元民に言わせると「1日に全部の天気マークがつく日が幾日もある」とした不安定な気候地域にゲンナリするのだが、十分な費用をかけて家屋や仕事場を堅牢化することはこの地方では常識となっている。今年初めの雪害を除くと大きな被災から逃れられてきた北陸も今夜に限っては「不要不急」の外出は避けよう！ではないか。でも何をもって不要不急って言うのだろうか。ボーダーラインは人の数だけあるものねぇ...。